結婚指輪にレアメタル!?
結婚指輪に使われる素材として、絶大なる人気があるのはプラチナです。ただ最近は、レアメタルを使った結婚指輪も注目されています。プラチナとは違ったテイストが楽しめるだけでなく、値段の安さも魅力的です。
ではレアメタルを使った結婚指輪には、どういったものがあるのでしょうか。調査してみました。
アレルギーの心配ゼロのタンタル
まずはタンタルです。見た目はシルバーに似ていますが、シルバーと比べると黒みが強く出ているのが特徴。生産国は、主にオーストラリア。オーストラリアと比べると量は少ないものの、アフリカでも生産されています。タンタルは精密機械の部品によく使われており、パソコン製造には欠かせない素材です。もちろん結婚指輪の素材としても、タンタルは非常に優秀。
中でも注目したいのは、金属アレルギーリスクが低いことでしょう。「絶対に大丈夫」とハッキリ断言はできません。ただ過去の症例を見る限り、タンタルが原因で発症したアレルギーの報告はないのです。アレルギーの心配があるのなら、タンタルの結婚指輪は検討してみる価値はあるでしょう。
美しい色が特徴のジルコニウム
結婚指輪の素材として使われるレアメタルには、ジルコニウムもあります。ジルコニウムはチタンの一種。見た目はプラチナと少し似ていますが、プラチナと比べると柔らかい雰囲気が特徴的。用途は色々で、自動車部品・工場施設から包丁まで様々。
さらにジルコニウムに特別な加工を施すと、美しい色を発色します。発色は化学反応の一種ですが、とても美しいもの。個性的な結婚指輪を求めているのなら、ジルコニウムの結婚指輪はおすすめできます。
レアメタルの結婚指輪は取り扱いが少ない
レアメタルの結婚指輪は、とても優秀で個性的。しかし取り扱っているお店がものすごく少ないのが、唯一のデメリットかもしれません。オーダーメイドを扱っているお店だとしても、レアメタルまで扱っているお店は限られているのが現状です。
またとても頑丈な素材であるため、サイズ直しが難しいのもこまったもの。もしレアメタルの結婚指輪を求めているのなら、慎重に選ぶようにして下さい。